>【ふれスポ紅葉情報】第2号

【ふれスポ紅葉情報】第2号(10月26日)を発信します!

第1号では、「モミジバフウ」別名「アメリカフウ」の情報を発信しました。今回は同じ仲間の「フウ」別名「タイワンフウ」を紹介します。

【フウ】別名【タイワンフウ】マンサク科・落葉高木です、第一駐車場と第三駐車場に約50本植栽してあります。



写真は、第一駐車場の【フウ】の紅葉です。

【モミジバフウ】と【フウ】の違いを簡単に紹介します。

【モミジバフウ】は、北アメリカ・メキシコ原産なので、別名【アメリカフウ】ともいう。



一方、【フウ】は、中国中南部・台湾原産などで、別名【タイワンフウ】ともいう。



この両者を区別するのは比較的容易で、【モミジバフウ】ではその名前のとおり、葉の切れ込みの数が5~7と多く、また切れ込みも深くて、全体の形は「オオモミジ」などのカエデの葉を大きくした感じです。一方、【フウ】の方は「トウカデ」のように3つに切れ込んでいますから、ここを覚えれば区別はそれほど困難ではありません。

【フウ・別名タイワンフウ】は、第一駐車場が色づいてきています。見頃は11月上旬頃と思います。







昼間と夜間の気温差で、紅葉が進んできたようです。

おまけの情報:【樹木はなぜ落葉するのか】

冬に葉を落とす樹木を落葉樹といいます。落葉樹の葉は低温、特に凍結に弱く、また乾燥にも弱いので、この様な厳しい環境条件に耐えるために、弱い葉を落として休眠に入り、自分を守っているのです。厳しい冬の期間は葉を落とし休眠して、好適な季節の春から秋に、花を咲かせ、葉を茂らせ、種を実らせ、数ヶ月だけで葉を使い捨てるのが落葉樹です。

落葉樹は気候条件によって2つのタイプに分けられます。季節によって気温に大きな変動がある気候に適応し、主として気温の低下に対応して落葉するタイプと、降水量の変動に適応して、雨の降らない乾季には水分を保持し枯死を防ぐために葉を落とすタイプです。落葉は必ずしも季節的なものではなく、条件によりいつでも起こりうるということです。樹木の生命力にあらためて、感動しますね。

第3号もお楽しみに!

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