>2022【ふれスポ紅葉情報】第 2 号
10月も下旬に入り、朝晩の気温が下がってきたこともあり、紅葉があちらこちらで見られるようになりました。
【ふれスポ紅葉情報】第2号(10月31日)では、「アメリカフウ」と「タイワンフウ」を紹介します。
樹木紹介:
「アメリカフウ」も「タイワンフウ」も、マンサク科の落葉高木です。街路樹や公園樹としてよく植えられています。秋にはウニのようなトゲトゲした球形の果実を付けます。
【アメリカフウ】は、北アメリカ・メキシコ原産で、別名【モミジバフウ】ともいいます。
葉はモミジの葉に似て5つに裂けています。
一方、【タイワンフウ】は、中国中南部・台湾原産などで、別名【サンカクバフウ】ともいいます。
この両者を区別するのは比較的容易で、【アメリカフウ】(モミジバフウ)はその名前のとおり、葉の切れ込みの数が5~7と多く、また切れ込みも深くて、全体の形は「オオモミジ」などのカエデの葉を大きくした感じです。
一方、【タイワンフウ】の方は「トウカエデ」のように、3つに切れ込んでいます。ここを覚えれば区別はそれほど困難ではありません。
トゲトゲした球形(果実)の見分け方
左が【アメリカフウ】(モミジバフウ)・右が【タイワンフウ】(サンカクバフウ)です。
園内には、駐車場を中心に【アメリカフウ】約20本・【タイワンフウ】約50本植栽してあります。
紅葉は、昨年よりやや遅いようで、場所と樹によって、色づきに違いがあります。
↑ 上の写真は、第1駐車場の【タイワンフウ】別名【サンカクバフウ】です。
↑ 上の写真は、第2駐車場の【アメリカフウ】別名【モミジバフウ】です。
↑ 上の写真は、第3駐車場の【タイワンフウ】別名【サンカクバフウ】です。
最近、昼間と夜間の気温差で、紅葉が進んできています。
【アメリカフウ】と【タイワンフウ】の見頃は、11月上旬から下旬まで楽しめると思います。是非、見に来てください。
【ふれスポ紅葉情報】第3号もお楽しみに!