5月14日（土）に「ホタルの観察会」を開催しました。

南国殖産が指定管理者になって4年目になり、ふれスポを「ホタルの名所」にしたいと考えて、毎年、ホタルの幼虫とエサになるカワニナを放流しております。昨年から放流の成果が見え始め、今年は昨年の2倍位のホタルを確認しています。

　

「ホタルの観察会」は昨年に続き2回目の開催になりました。19時30分からの受付でしたが、受付30分前から大勢の参加者が列に並ばれ、受付終了の20時30分には、187組・608名の方が、参加してくださいました。昨年が35組・95名の参加者でしたので、約6倍の参加者になり、スタッフ一同、大変驚いております。たくさんのご参加、ありがとうございました。

　

特設テントでは、「ホタルの種類と生態」についてのパネル展示と、川井田 博　氏（農学博士）に、来園者からの質問に、分かりやすく、丁寧に応答して頂きました。ホタルの成虫展示もあり、皆さん熱心に勉強されていました。

　

19時過ぎから数匹が飛びはじめて、20時頃は、約30匹のホタルを観察出来て、参加された方は大変喜んでおられました。はじめてホタルを見たという方もいらっしゃり、感動したと言う、お言葉を頂きました。

　

今年は5月5日に、成虫の初見があり、その後、毎日確認調査を実施しています。クレイ広場のナイター照明が消灯した後に、調査したところ、5月7日から毎日、20匹～30匹のホタルを確認しています。5月11日に4０匹と最も多くのホタルを確認しました。

 

5月の下旬までは、鑑賞ができるので、是非、ご来園して頂いて、ホタルを鑑賞してください。時間帯は19時30分～21時頃が多く見られるようです。

鹿児島ふれあいスポーツランドでは、これからもホタルを増やすための取り組みを継続して、鹿児島市の「ホタルの名所」を目指したいと考えています。ご参加して頂いた皆さん、有り難うございました。